先日、ひと月に一回通っている鍼灸院の先生に、菌食として自家製のぬか漬けを食べるといいとすすめられました。
6〜7年前、自分のぬか床を持っていたけれど、毎日和食を食べるわけではない生活のなかでぬか床を管理するのを持て余し、結果的に断念してしまっていたのですが、先生に話によると、飽きてしまったらしばらく冷凍しておくのもありだとか。
診療後、鍼灸院の近くにあるお米やさんで売られている、抜群に美味しい手作りの味噌を買いに行ったところ、すごいタイミングで糠がうられていました。なんと、1kg 50円。迷う理由もないような価格。
これも縁なのかと、また「ぬか漬け」始めてみることにしました。
思ったよりも簡単に始められるぬか床づくり
今までは、健康食品を扱うお店でぬか床を買って、それを徐々に自分の味に変えていく方法でぬか漬けしていましたが、今回は0からスタート。
ネットで作り方を探して以下のサイトを見つけました。
https://www.sirogohan.com/recipe/nukadoko/
唐辛子や、山椒の実はないけれど、味をキリッとさせる目的だったり、爽やかさを加える意味合いだったりするのであればと、有り物で作ることにしました。ちゃんとやるのも大事だけど、フットワークの軽さも大事。
今回は、深めのホーロー容器も人にあげてしまったので、270mm×280mmサイズのジップロックに入る量で始めます。
ぬか床づくりの材料
- ぬか(800g)※残ったものは、ぬか漬けしていくうちにぬか床がゆるくなるので、混ぜるようにとっておきます。
- あら塩(130g)
- 昆布(5cm角を3枚)
- 干し椎茸(こぶりなもの3つ)
- 無塩、無添加のだしパック(2つを袋から出して混ぜる)
- 赤唐辛子(小さじ1)
- 花山椒粉(小さじ1/2)
- 水750g
ぬか以外の材料だと、昆布、干し椎茸はあったものの、なかったものについては家にあったもので代用してしまいました。かつおぶしと、いりこは、だしパック(無塩)を入れることで代用。唐辛子と実山椒は、赤唐辛子(粉)と花山椒(粉)といった具合。あくまでも味を引き締める程度に入れます。
意外と簡単なぬか床づくり
手順にそって作りましたが、確かに!30分もあれば、ぬか床を作れます。
最後は捨て漬け用の人参を入れて完成!
10日間は1日2回ほど混ぜたほうがいいそうですが、今年のGWはちょうど10日間。来月には美味しいぬか漬けを食べることができそうです。
簡単にできてしまうぬか床づくりですが、それも面倒だなぁという方はこんなものを使ってぬか漬け作るのもありですね。
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ぬか床を作って8日後・・・
思ったよりも乳酸菌が増えていない様子。
調べてみると、25度くらいの気温のときに乳酸菌は活発になるとのこと。
なので、ぬか床づくりは冬は適していないとか。
そう言われてみると、塩麹づくりも初夏のほうがスムーズでした。
早める方法はないのかなぁと探してみると「Labre 植物性乳酸菌ラブレ」というサプリメントを1粒入れるだけで、美味しいぬか床が早く作れるとのこと。プロの方は、こういう裏技を使っているとか。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01MV0RFJE/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s00?ie=UTF8&psc=1
早速注文しましたが届くのは少し先のようなので、試しに家にあった「青汁(乳酸菌入り)」を入れてみたところ・・・狙い通り発酵が進みました!
後日、「Labre 植物性乳酸菌ラブレ」を入れ、更にぬか床の味が安定してきました。
ぬか床を作って5ヶ月後・・・
ぬか床がすっかり安定してきました。
野菜を漬け続けると、次第にぬか床がゆるくなってきますので、
メンテナンスとして、いりぬか、昆布、酵母入りのぬかみそからしを定期的に(1ヶ月に2〜3回程度)混ぜ込んでいます。
ぜひ、美味しいぬか漬けを楽しんでくださいね!